株について1から勉強するブログ

理系職サラリーマンの独学経路の記録。先生は本(だいたい図書館)とネット。

複利とレバレッジ

複利とは

たとえば、10万円をゆうちょに預金したとする。2014年1月14日現在、金利は0.03%なので、1年後には100,000円×0.03%で30円の金利がつく。通常、この30円の金利は口座に入金されるが、口座に入れたまま更に1年経つと、100,030円×0.03%で30.009円の金利になる。この、1年目の金利を含めて2年目の金利を計算するようなことを、複利という。普通の預金では、やっぱりというかなんというか、小さい(この例では、一銭にもなっていない)。

これは要するに、出た利益を(寝かさずに)すぐに投資に回すということだ。なので株で言えば、利益を元にして更に株を買うことを意味する。

 

 

レバレッジとは

テコの原理。レバー(取っ手?)が原義ということだそうで。転じて、テコの原理のようにお金を動かすこと。具体的には、自分で用意した元金と、証券会社が貸してくれたお金の両方を使って、元金以上の運用をすることをいう。つまり借金(信用取引)。

たとえば、100万円を証券会社の口座に入れて、証券会社が3倍のレバレッジを認めてくれるなら、それを300万円として運用することができる。元金が増えるので、得られる利益、または失われる損失の金額が増える。

おそらく、利益や損失が元金の倍以上になりにくいから成り立っている(チャレンジャーが居る)仕組みだと思われる。損失があっても証券会社としては元金から回収すれば良い。ただし値動きがあまりに大きく、元金以上に損が出た場合は、借金が残る(元金だけでは許してもらえない)ので注意。

 

複利とレバレッジの複合パワー

読書感想2:臆病者のための株入門 - 株について1から勉強するブログ」の本の話を引用すると、

たとえば日経225先物では元金の約20倍の投資が可能だ。すなわち、100万円の自己資金で2000万円相当の投資ができる。

〜中略〜

2005年11月に日経平均株価は約1万4000円だった。先物取引では平均株価の1000倍を1枚と数えるから、70万円の頭金があれば先物1枚、1400万円分を買うことができる。この先物日経平均株価に連動しているので、株価が100円動くごとに10万円分の利益が増減する。

とあるので、そのままの仮定で考えると、以下のようなことになる。(上の本より更に簡略化した。)

  1. 70万円で先物を1枚(1400万円相当)を買う。
  2. 株価が100円上がると10万円分の利益が出るので、700円上がれば70万円手に入る。
  3. その70万円で更に先物を1枚買う。
  4. すると、株価が100円上がると20万円分の利益が出る。
  5. つまり70万円手に入れるには株価上昇が350円あればよい。
  6. この70万円手に入れる為に必要な株価上昇は233円、175円・・・と小さくなる。
  7. 利益は、株価上昇1050円で140万円、株価上昇2050円で700万円になる*1

という感じで、大雑把なイメージだが、複利とレバレッジが組み合わさると、金額の動きが大きくなる。

 

参考 

臆病者のための株入門 (文春新書)

臆病者のための株入門 (文春新書)

 

 

 

 

*1:株価上昇による先物自体の売値上昇は考慮していない