株について1から勉強するブログ

理系職サラリーマンの独学経路の記録。先生は本(だいたい図書館)とネット。

簡単な企業価値計算方法

企業価値計算

以下の本に企業価値計算の簡単な方法が載っていた。簡単ではあるが、なぜそのような計算をすれば良いのか、という視点で読むと疑問だらけ・・というか意味不明なので、そこは後日勉強することにして、今回はその計算方法をまとめることにする。

なぜか日本人が知らなかった新しい株の本

なぜか日本人が知らなかった新しい株の本



計算式

計算式は以下のとおり。
(営業利益×10 + ( 流動資産−(流動負債×1.2) ) + 投資その他の資産 − 固定負債) ÷ 発行済株式数
これらの数字はすべて対象企業のホームページのIR情報から調べられるが、IR情報のURLまで辿り着くのも面倒なので、Yahoo!ファイナンス - 株価やニュース、企業情報などを配信する投資・マネーの総合サイト財務分析.jpで調べることにする。

計算してみる

たとえば、携帯電話の3大キャリア、ドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクについて調べてみる。

企業名 営業利益 流動資産 流動負債 投資その他の資産 固定負債 株式数
ドコモ 874,460 2,358,261 1,154,003 1,167,803 685,308 4,365,000,000
KDDI 471,911 932,098 607,278 683,069 999,800 896,963,600
ソフトバンク 675,283 1,910,452 1,923,725 560,644 1,540,339 1,200,660,365

※金額は全て単位は百万円。
これらを上の式に当てはめて計算すると、ドコモは2337円、KDDIは5135円、ソフトバンクは4477円となる。現在の株価はドコモは1738円、KDDIは6304円、ソフトバンクは8888円なので、ドコモは割安、他2社は割高ということになる。

やってみた感想

単純作業なので簡単だが、まず数字を引っ張ってくるのが面倒。自動化したい。ExcelVBAを使ったツールが沢山あるみたいだが、うちはmac環境なので使えない…。いずれWebアプリとして実装したいと思う。あと、計算方法があまりに簡単なのでいまいち信用できない。本には一応の計算の意味は書かれているが、正直、説明が短すぎて信用できる・納得できるほどではない。
というわけで、今後はこの計算方法の詳細を勉強していくことにする。少し調べたところによると、この企業価値計算というのはファイナンスという学問においては基礎知識のようで、たいていのファイナンス本で解説されているほか、証券アナリストという銀行員向けの資格を取る際にも学ぶらしい。正直、証券アナリスト相当の知識を得ておけば、まずは安心ではないかと思った。そのため、証券アナリストの資格勉強に近い方向性になると思われる。もちろん、資格をとるつもりは無い。(実際の資格取得には実務経験なども必要らしいし、証券アナリストになりたいわけではないので。費用も無駄。)

参考

なぜか日本人が知らなかった新しい株の本

なぜか日本人が知らなかった新しい株の本

本にはもう少し詳しい説明がある。なぜ営業利益を10倍するか、など。