株について1から勉強するブログ

理系職サラリーマンの独学経路の記録。先生は本(だいたい図書館)とネット。

読書感想4:会計のことが面白いほどわかる本

いきなり結論

投資家が会計を勉強するには最適。浜松市なら図書館にあります。

カラー版 会計のことが面白いほどわかる本<会計の基本の基本編>

カラー版 会計のことが面白いほどわかる本<会計の基本の基本編>

 
カラー版 会計のことが面白いほどわかる本<会計基準の理解編>

カラー版 会計のことが面白いほどわかる本<会計基準の理解編>

 

 

 

  

読んだ目的ときっかけ

財務諸表を読めるようになりたかった。

きっかけは、証券アナリストの試験についてまとめたサイトのこのページで紹介されていたのを見つけて。

 

わかったこと

  • 株式会社の目的
  • 会計の目的
  • 財務諸表という形になる理由

わからないこと・興味

  • 財務諸表の考察方法

感想文

とにかく分かりやすい。冗長と感じるくらい丁寧に解説されており、しかも文字サイズが大きく行間も広いため、分厚い&2冊なのだが、とにかく分かりやすい。

まず、会計の目的を株式会社の意義から含めて完璧に説明している点が良かった。投資と融資の違いや直接金融・間接金融など、会計と全然関係ないが株式投資をやる上で必須な予備知識がサラリと書かれており、そこが私のような最終目的が株である人間には非常に良い。

また、分かりやすいながらも会計の概念をきちんと説明している点も良かった。投資論の入門書などでは財務諸表を読めるようにと会計の知識を数ページで説明しているものが多いが、それとは雲泥の差である。本書はやはり会計の本なので、会計で重要になる様々な概念(発生主義・実現主義・原価主義・・・)を説明している。正直全部覚えたかと言われると全然覚えていないのだが、それでも背景事情を説明されると、考え方が頭に入ってくる。用語の暗記はできないとしても概念になんとなく触れたことがあるだけで随分違うと思うので、「概念を説明する」スタンスを貫いている本書は良かった。

一方の悪い点も挙げようと考えたのだが、正直、あまりない。会計について無知な天使と筆者とのやりとり、という形式で説明が続くのだが、天使がたまにバカ過ぎるくらいか。しかし丁寧さの裏返しであり、さり気なく色んな視点を提供してくれているので、これは良い点と言える。つまり悪い点は無い。ベストセラーになったというのも頷ける。

総括すると、株の勉強者向け。こんな良い本がある*1現代に生まれてよかった。 

カラー版 会計のことが面白いほどわかる本<会計の基本の基本編>

カラー版 会計のことが面白いほどわかる本<会計の基本の基本編>

 
カラー版 会計のことが面白いほどわかる本<会計基準の理解編>

カラー版 会計のことが面白いほどわかる本<会計基準の理解編>

 

 

*1:しかも図書館に