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読書感想5:財務3表一体理解法

いきなり結論

財務諸表の仕組みが簡単にまとまった良書浜松市なら図書館にあります。

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)

 

 

 

読んだ目的ときっかけ

目的は、財務諸表を読めるようになるため。

きっかけは、証券アナリスト試験対策まとめサイトでの紹介を見かけて。

 

わかったこと

  • 財務3表のつながり
  • 貸借対照表(BS)が左右でバランスするのは損益計算書(PL)とつながっているから
  • キャッシュフロー計算書は家計簿と同じ
  • 財務諸表を作成する際の流れ(財務諸表と企業活動のつながり)

わからないこと・興味

  • 財務諸表の考察例
  • 会計の思想の深いところ

感想文

会計のことが面白いほど分かる本を読んだ後に読むと、とても良い。

まず、財務諸表について上辺だけ学んだ人間が「なぜBSはバランスするのか?」を理解できていないことが多い、という指摘から始まる。「備品を買うとBSの左側(現預金・流動資産)が減るが、右側は減らない。つまりバランスしないのか?」という具体的な問である。私もこれがよく分からなかったため、導入部からグッと心を掴まれた。ちなみにこの例の場合、PL側で販管費が増えて利益が減って、資本(純資産)の部の数字が減る、というのが答え。このように一連の話を自分の言葉で説明できるようになる程度にはしっかり解説してくれている。

次に、会社運営の具体例を使って財務諸表の記述方法を説明している点が良い。調達・投資・回収の主要取引がひと通り網羅されており、財務諸表を根本から読み解く上で必要になる知識が得られる。

最後に、やはり新書という形にまとまっている点が良い。1日もあれば読破できる(((私は内読してしまうので遅い方))のではないかと思う。

一方、文章量が少ないため、懇切丁寧な解説はあまり期待できない。最初の本としては不適切だろう。他の会計入門書で上辺をさらっておいて、この本で具体例に触れながら深く学ぶのが良いと思う。

総括すると、2冊目として 大活躍する本。会計初心者が初級者に上がるステップで役立つだろう。

 

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)