株について1から勉強するブログ

理系職サラリーマンの独学経路の記録。先生は本(だいたい図書館)とネット。

アナリスト・レポートを読んでみた

アナリスト・レポートとは?

アナリスト・レポートとは、証券アナリストという資格を持った人が、株についてアレコレとウンチクを述べ給うたレポートのことです。個人投資家から見ると、株価動向や企業のIR情報について、分かりやすく説明してくれている資料と言えます。とりあえず企業の概要を知るにはちょうどよい資料、といった所でしょうか。

アナリスト・レポートの入手方法

レポートは、おそらく無数にあります。しかし、その大半は、おそらく見れません。というのは、基本的にレポートは有料だからです。レポートの作成目的は「投資家への情報提供」です。それをタダで行うことは、全体からすると、あまり多くないんだと思います。
とはいえ、無料で入手できるレポートもあります。その代表例が、東証の公開しているレポートです。
東証 : アナリストレポート
詳しくは東証のページに書いていますが、東証が「東証に上場している企業のうち、レポートが無い企業について、市場に情報を広めるために」作成を支援し、公開しています。これ、個人投資家にも大変優しい仕様で、「アナリスト・レポートライブラリ」というiPhoneアプリで簡単に見れます。プッシュ通知もあり、電子新聞を読むがごとく、簡単に見れます。もちろんWebでPDFを読むこともできるので、iPhoneを使う必要すらありません。便利な世の中。
あとは、証券会社の口座を開くと、証券会社が提供しているレポートを読める・・・みたいなパターンもあるようです。

アナリスト・レポートって、役立つの?

では、このアナリスト・レポートは、どう役立つのでしょうか?
この数週間、実際に東証の公開しているレポートを、プッシュ通知に促されて読んでみましたが、株式投資に直接役立つかといえば、答えはNoだと思います。というのは、情報が遅すぎるため。企業の情報発信(決算や短信など)を個人投資家と同じタイミングで受けて、それを元に数日かけて作成されるレポートであるため、どうしても遅いです。要するに二次情報ってことですね。あと、投資の際には「今後、伸びる株なのか?」ということを知りたいわけですが、その辺は、あんまり詳しく書かれていません。どちらかというと、企業のIR情報と株価を元に、今までの経緯を噛み砕いて説明してくれている、という感じです。予想は殆ど入っておらず、有っても「企業の予想通りだと思う」「企業の予想よりは悪くなると当社は考える」みたいな一文があるだけで、その判断理由や根拠は詳しく語られません。もちろん、有ったところで、それが既知である前提で投資判断をするのは難しいですが。
なので、このアナリスト・レポートの活用方法

それと、社会勉強にはなると思いました。どういう業種・ビジネスモデルがあって、どんな金額規模のビジネスが各市場で起こっているのか、なんとなく知った気になれて、楽しいです。特に、知っている会社のレポートを読むとテンションが上がりますね!たとえば日本ファルコムというゲームを作っているソフトハウスがありまして、僕は日本ファルコムの大ファンなんですが、自分にとって馴染み深い会社のビジネス状況に関するレポートを読むのは、面白いです。自分の好きなソフトハウスが、完全自社制作をしているため新タイトルのリリースサイクルは長めであるとか、いまは海外での版権ビジネスが好調だとか、なんだか裏事情を知った気になれるのが、面白いですね。

アナリスト・レポートに慣れたら、一次情報を。

アナリスト・レポートは、結局のところ、企業のIR情報と市況の要約資料です。全く知らない企業についてその概要を把握するには役立ちますが、これを元に投資活動を行うのは、おそらく、危険です。ぜひこれに慣れたら、企業の決算発表や短信を見るようにしましょう。
決算発表や短信については、また別の機会に書きたいと思います。


あんまりまとまりない文章になりましたが、今日はこのへんで。